妊婦健診のご案内
妊娠の判定・検査
当クリニックではお産の取扱いはございませんが、妊婦健診(妊娠の判定・検査)を行なっています。
「仙台産科セミオープンシステム」を導入し、患者様のご希望に応じてお産の取扱いのある施設をご紹介させていただきます。
里帰り出産までの妊婦健診にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
仙台産科セミオープンシステムとは
まほろばレディースクリニックが参加している「仙台産科セミオープンシステム」は、仙台市が独自に実施しているシステムです。
当クリニックでは、平日は17時まで、土曜日は12時まで妊婦健診をしています(火曜は休診)。事前に予約を取ることもできるため、お待たせすることもなく、妊婦さんにとっては比較的、通院しやすい環境を整えています。
このように、妊婦健診は「妊婦さんが通いやすい近隣の婦人科」へ通院していただき、お産は「より専門的な医療機関(設備や体制の整った病院)」で分娩を行なっていただくというスタイルが「セミオープンシステム」です。
妊娠の判定・検査から妊娠33週までは当クリニックで健診を行なっていただき、妊娠34週以降は患者様が希望する施設で妊婦健診・分娩をしていただきます。
提携分娩施設
- 東北大学病院
- 仙台赤十字病院
- 仙台医療センター
- 東北公済病院
- 仙台市立病院
- 大崎市民病院
- 石巻赤十字病院
初診の患者様へ
初回の受診のタイミング
生理予定から1週間以上遅れたら、また妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、なるべく早めに近隣の婦人科・産婦人科へいきましょう。
- 子宮外妊娠
- 双子
- 流産 等
早い段階で診察した方が、母子ともに良いことがあります。
診察にて患者様の健康状態を確認し、妊娠が正常かを診断します。異常は見られず、正常な妊娠であった場合は、子宮内に赤ちゃんを包む袋(胎嚢:たいのう)が確認できます。時期としては、妊娠5週目頃が目安です。その約1週間後には、胎嚢のなかに胎芽(たいが)が確認できます。胎芽とは、妊娠9週までの赤ちゃんのことです。この時期には、赤ちゃんの心拍も確認することができます。
妊婦健診の目的
流産や早産、妊娠高血圧症候群などの兆候があったときも、しっかりと健診を受けていれば、早期発見・早期治療ができます。早めに行動することで最悪の自体を防ぐことができますので、体調が良いという方でも、必ず受診しましょう。
初診・再診の料金(自費診療)
妊娠初期の場合
初診 | 8,900円 |
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再診 | 6,100円 |
妊娠健診の場合
再診 | 6,700円 |
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母子健康手帳の交付
妊娠8週を迎えたら、分娩予定日を決定し、母子健康手帳の交付申請を行います。母子健康手帳の交付時に、妊婦健診の公費助成の受診票14回分と、子宮頚がん検診の受診票を受け取っていただきます。
今後の妊婦健診は、この受診票によって助成されます。妊婦健診時に、忘れずにお持ちください。
妊婦健診のながれ
妊娠から出産準備まで
※ 下記はあくまでも目安です。
※ 出血・腹痛・むくみなど、異変を感じた方は、すぐにご連絡ください。
妊娠初期
妊娠初期には、赤ちゃんの心拍や大きさを確認します。1〜2週間ごとを目安に通院して頂きます。
妊娠10週前後を迎えると、赤ちゃんの大きさで予定日を確定できます。
※ 予定日確定後、母子健康手帳を申請します。
妊娠11週〜24週
11週を目安に妊婦健診が始まります。超音波検査によって赤ちゃんの大きさをチェックし、採血をはじめとした検査を実施していきます。その後は、3〜4週間に1回程度の健診が続きますので、予めスケジュールの調整をしておきましょう。
妊娠25週目以降
妊婦健診の頻度が増え、2週間に1回を目安に診察をしていきます。
妊娠34週以降は、患者様がお産を希望する施設で妊婦健診をしていただきます。
里帰り出産を予定している方は、
- 経産婦の方は32週まで
- 初産婦の方は34週まで
を目安に、里帰りをお勧めします。
はじめて出産を経験される方は、マタニティーライフや出産について、不安なことも多いと思います。妊婦健診でご来院の際に、わからないことや不安なことは、遠慮なくご相談下さい。
患者様のマタニティーライフが有意義な日々を過ごせるように、スタッフ一同、精一杯サポートさせていただきます。